【長崎・九十九島】パックラフトでのんびりツーリング。南九十九島をぐるっと1周してきました。

旅の記録

こんにちは。

季節はすっかり秋めいて…どころか、ビュービュー冷たい風が吹いてきて、もう冬ですな。
気が付けば11月。早いなあ。。

元気にやっていますタイガーです。


さてさて今回は、長崎県は九十九島へ足を運びました。

長崎エリアは、川下りの対象となる河川は少ないのですが、その代わりに海があるんですね。

パックラフトは、風の影響を受けやすく直進性も低いので、海はそんなに得意ではないのですが、条件さえ良ければしっかり楽しむことができます。



九十九島は、たくさんの島に囲まれているので、内海のような穏やかな雰囲気。
そして、とにかく島が多いことから、向こう岸が常に見えていることで安心感もある。

「行くしかないやろうねー」
と、前々から目を付けていたんです。



とある初冬の1日。
しっかり楽しんできましたヨ。


タイガー
タイガー

それではご覧ください


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九十九島ってどんなところ?

長崎県の西部。
北は平戸から南は佐世保湾の外側まで、200を超える島々が浮かんでおり、これらを総して九十九島と呼ぶ。
島の密度は日本一とも言われていて、一帯が「西海国立公園」に指定されている。

海のアクティビティが人気のフィールドということもあって、九十九島ビジターセンターが発行しているマナーガイドはとてもしっかり作られてある。
九十九島のみならず、どの海域でも通用する内容なので、ご一読を。

>>> 九十九島のマナー


ちなみに、今回向かったのは佐世保市内からアクセスしやすい南九十九島エリア。

漕いだコースを紹介しておきます。
こんな感じ。

(手描きで失礼)

九十九島の玄関的な存在である、
九十九島パールシーリゾート」の横の広場から出艇。

元ノ島をぐるっと回りこんで、鳥ノ巣島へ。
Googleマップの衛星写真を見ていると、西側に上陸できそうな砂浜を発見した。
まずは目指してみる。



それから、牧の島方面へ。

反時計回りにぐるっと進んで、スタート地点へと戻る。

南九十九島を一周する欲張りコースなのだ。


九十九島パールシーリゾート(横)からスタート

九十九島の朝。

佐世保市内に前乗りし、早朝のバスで移動。
なんだか長崎はバスの本数が多いような気がするけど、気のせいか?


パールシーリゾート横には、船を出すのに丁度良い広場、それから砂浜がある。

薄暗い中、セッティング。


準備完了。

おはようございます。
(まだ目がちゃんと開いていない)

上下レインウェアを着用。
沈することは想定しておりません。


7:45 出艇。

水上へ漕ぎ出すこの瞬間が一番好きだなあ。
朝はなおさら気持ちが良い。

風は冷たく雲も多いが、冬らしくて良し。


九十九島は鳥居が多いのも特徴。

航海の無事を祈ってのことだろう。


太陽が昇る。


そして、海と人とがかなり近いのは間違いなさそう。

至るところに、漁なのか何なのか、仕掛けのような養殖場のような、なにかしらが浮かんでいる。
岸には数多くの漁船が繋いである。


島の合間を抜けていく。


断崖絶壁に囲まれて上陸できない島も多いようだ。


「神社」とだけ記された鳥居。


奇岩も多い。


鳥ノ巣島に到着。

目を付けていた西側の砂浜。とても良い。
夏の暑い時期にまた来たいな。キャンプするのにも丁度良さそう。

ちなみに、九十九島マナーガイドによると、島の一つひとつは無人島であっても所有者がいるらしく、上陸は潮間帯に限る、ということらしい。
潮間帯つまり砂浜部分ね。

気を付けましょう。


少し休憩をしたら、牧の島へ。

風も波も穏やかで助かった。
風速5m以上の予報だと海には出ない、というのがマイルールです。


突如あらわれた「徐行」の看板。

これはパールシーリゾートから出ている遊覧船に向けたものであり、つまりここは遊覧船の航路上ということになる。
私たち小型船舶は、徐行せずに素早く超えてしまうのが正しい。


牧の島の南側の砂浜に到着。

ここも目を付けていたポイント。
こじんまりとした砂浜だが、なかなか雰囲気が良い。


一応、釣竿も持参した。

とりあえず何か投げてみるか。


気軽に持ち運べるパックロッド。
これは本当に今年購入して良かった道具ナンバーワンだなあ。



しばらく、いろいろと投げてみたが特に反応無し。
これは、完全に私の実力と経験の不足によるものであり、九十九島というフィールド自体に何の問題もございませんので悪しからず。。

N村先生にいろいろと聞いておくべきだった。


しかし本当に良いところだなあ。
おにぎりを頬張る。


さて、そろそろ帰るか〜


とここで、スマホのインカメラで動画を撮っていたら、ボオーっという音を立てて二隻の漁船がやってきた。

漁船に遭遇した際の作法並びに注意点は以下の通りである。

漁船に遭遇したら、速やかに航路を譲ること。
顔を見せて、
「お先にどうぞどうぞ〜こちらはぜ〜んぜん急いでませんので〜ホントにホントに〜」
という意思を明らかにすることが肝要である。
挨拶はしっかりやりたいところだが、どちらにせよエンジン音で声は届かない。

ちなみに、
漁船ではなく旅客船や遊覧船の場合、
「おーいおーい」
と、手を振ってこられる方多数。
その際はこちらも大きく手を振ること。ちょっと大袈裟なくらいが好ましい。

向こうも手漕ぎの船舶の場合は、明るく笑顔で挨拶をした後、こう声をかけること。
「今日はどちらまで?」
もしくは、
「今日はどちらから?」
でも可。
地元の漁師さん(風)の場合はこの限りではない。

漁船(及び旅客船や遊覧船)の通過後は、ちょっと遅れて大きい波がやってくるので、しっかりと船体を立てること。
我々のような超軽量小型船舶は、横からくらったらあっという間に転覆する。


以上、大変よくできました。


遊覧船は優雅に通過していった。


12:00 ゴール。

濡れた諸々を干す。

いやあ、半日でかなり遊べたなあ。
大満喫。


帰る。

公共の交通機関を利用するので、外付けは最低限で出来得る限りスマートなパッキングを心がけております。ええ。


佐世保バーガーで〆

せっかくなので、パールシーリゾートに立ち寄ってみる。


九十九島ビジターセンター。


九十九島の自然や生物、歴史など、詳しく学ぶことができます。


飲食店やお土産屋さんが軒を連ねています。


そしてたくさんの船舶。



佐世保市内に移動し、佐世保バーガーをいただく。

戦時中の防空壕を利用して作られた商店街「とんねる横丁」にある、ベースストリートさん。
甘いデミグラスソースが特徴で、これがなんともビールに合う〜!!


ぐーっと10秒つぶしてから、思い切ってガブリと頬張るのが流儀のようです。

絶品でした。



というわけで、今回は九十九島エリア大満喫。
そして佐世保バーガーでビシッと締めることができました。

また違う季節に遊びに来たいなあと思ったし、釣りメインでも楽しそう。
さらに言うと、同じ長崎県には大村湾という、これまた魅力的なフィールドも存在する。

福岡からはアクセスもしやすいし、また計画を立てて遊びに来ようと思います。

いやあリフレッシュできましたわ。


タイガー
タイガー

それではまた!


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