【パックラフト】荷物の固定システムを自作しました。

船と道具

こんにちは。

九州地方も梅雨入りし、しばらくはぐずぐずの天気が続きそうです。
せっかくの休日ですが、外に遊びにも行けないこんな日は、自宅で作業に限ります。

今回は、道具についての記事になります。



先日の川旅で、すごく気になっていたことがありましてね。
それは、移動中の荷物
皆さんどうしてます?

これこれ

これよこれ


バウ(船首)にポンっと乗っけて、ザックの首根っこのループをカラビナで船のDリングに引っかけておく。
…というやり方で、まあ問題なく漕いで行けたのですが、なんだか不安定で、ちょっとした瀬でずれてきたり、手前に倒れてきたりするのがすごく気になっていた。

スリング等を使って固定しても良いんだけど、担いで巻く際に、その都度解いてまた固定し直して…というのが面倒だナアということで結局やめた。


というわけで、今回はパックラフトの荷物の固定のやり方について考えてみました。
そして、自作のシステムをDIYチャレンジ!

D.(大丈夫!)I.(いいじゃん!)Y.(やっちゃおう!)


なかなか良いものができたので、是非ご覧ください。


タイガー
タイガー

Let’s DIY!!

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準備するもの

考え方としては、パッとセッテイングできて、解除もパッとできること。
これが一番大事。
面倒なのはいかん。

さらに言うと、大小いろんなサイズの荷物を固定できるフレキシブルさも欲しい。


というわけで、色々と情報を集めていましたら、すぐに答えが見つかった。

Ocho (オーチョ)さんが販売している、パックロープ。
これだ!


そして、私は思った。


これ、
自分で作れるな。

というわけで、すぐに材料を調達してきました。


準備するもの

ナイロンロープ3mm ×4m
アクセサリーカラビナ ×4ヶ
自在(3〜4mm用) ×2ヶ
ハサミとライター


ショックコード(伸縮するゴム)でググッと引っ張って固定、という方法も有りなのかなーと当初は考えていたけど、非伸縮性のナイロンコード+自在、というシステムが気に入った。
ゴムだと段々と劣化しちゃいますからね。

自在(ジザイ)というのは、テントの貼り綱なんかに付いてるあの小さなパーツね。アルミとか樹脂とかの。
長さを調整して、テンションをかけることができる便利パーツ。


さてさて。
準備ができたら、早速作っていきます。


荷物の固定システムの作り方

私が愛用するパックラフト。
グリフォンラフトのストレウスには、船の外側にぐるっと一周、計12個のDリングが付いている。

ステンレス製のなかなかしっかりとしたDリング。
いろんなカスタムができそうで、ワクワクしちゃいます。

これらを使っていきます。


まずは、第一の工程
真横に張るナイロンロープを作ります。
作ると言っても、程よい長さに切ってカラビナを付けるだけ。


両端にカラビナね。
ロープをDリングに直接結んでも良いだろうが、解いて結んでを毎回やるのは面倒なので。
カラビナだとセットが早い。

ロープとカラビナの連結は、もやい結び(ボーラインノット)が楽です。

ロープの長さは、各々の船の大きさに合わせてください。
そんなにパツンパツンに張らなくてもよろしい。だいたいで。


ちなみに、ナイロンロープの末端(切れっぱし)は、ライターであぶると固まるので、忘れずに処理を。



次。
第二の工程です。

これを作る。2本。

先端はカラビナ。
反対の端には自在。

だいたい80cmもあれば充分でしょう。
大きめの荷物を積むことも想定し、余裕を持たせておくと良い。

最長で約80cm(下)
自在で絞っていくと、約45cm(上)
という感じ。



この2本のロープのカラビナ側を、船首の一番前のDリングにセット。

こんな感じ。



そして、反対側。
自在を効かせて二重になっているところに、さっきの真横のやつを通す。

ちょっと分かりにくいカナ?

こうなっている。

こんな感じね。
自在を効かせることによって二重になったところに、先程の真横のロープを通しています。

はい。

以上!

完成です!



あっという間。
製作時間、約10分。


試しに荷物を積んでみた

さあ、というわけで、実際に荷物を積んでみましょう。

こうなりました。



ジャジャーンと。

こんな感じです。
ハッキリ言って、すごく良い!
(自画自賛)

自在でキュッと絞れるので、様々な大きさの荷物に対応。
揺れたりズレたりもほぼ皆無でしょう。

これは本当によくできてる。
(自画自賛)


もうちょっと分りやすいように、オレンジ色の袋を積んでみる。

こんな感じ!

こんな感じィ!!

無事完成!
大変よくできました。



カラビナを4点セットし、荷物を挟み込んで自在でキュッと絞るだけ。
そして、自在を緩めることで、すぐに荷物を解放することもできる。
シンプルだけど、とても良いシステム。

1,000円前後で作れるし、もっと安く済ませたければカラビナと自在を省くことでほんの数百円。

わざわざ自分で作るのが面倒だったら、オーチョさんで購入してください。
2,200円(税込)。
本家がそもそも安いんじゃ。

>>> Pack Rope パックラフト荷物固定ロープ | Ocho (オーチョ)


早くこのシステムを使って旅に出たいゼ。
使用感とか、また追記しますね。


梅雨明けは、どこに行こうか。

早く旅に出たいよ〜



タイガー
タイガー

それではまた次回っ!!

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