【パックラフト・シューズ選び】夏はサンダルでいいけれど…秋冬の靴はみんなどうしてる?

船と道具

こんにちは。

今年の9月は特に台風が多かったような気がします。
皆さん、大丈夫でしたか?

台風だったり大雨だったり、天候が崩れちゃうと川遊びは全くできないので、9月はパックラフトの出番がほとんどありませんでした。
悲し。
仕方なし。



「台風がゆく頃は涼しくなる〜♪」

そうして、あっという間に9月が通り過ぎようとしています。
ユーミンが歌っていたように、朝晩はだいぶ涼しくなりました。



夏の終わりを惜しみつつ、いよいよ考えなければならないのは、秋冬のウェア関係

パックラフトの夏のウェア、というと、速乾のTシャツにショートパンツ代わりの水着、そして足元はサンダル、という感じで大変シンプル。

しかし、
これから気温が下がり、水温が下がり、となってくると、防寒&防水対策をちゃんとやらないと、下手したら命に関わる!…かもしれない。

まあしばらくは、登山や沢登りで普段使っているウェアを代用して遊んでみるけど、自分にとっての問題はである。


さて。
何を履けばいいんだろうか…?


今回、悩みに悩んだ(そうでもない)結果、とってもオススメのシューズに出会ってしまったので、ご紹介したいと思います。


タイガー
タイガー

アストラルは手が出ないなあ…

そんなアナタは是非!!

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防水か?速乾か?

秋から冬。
まあ真冬はそんなに積極的にやらないとしても、これからの時期にパックラフトで遊ぶ際に、必要な靴はどんなものだろうか。

「自分が持っている靴で使えるものは何かないかしら…」

そう考えた時にまず頭に浮かんだのが、長靴であった。

(今回は主に自宅ベランダよりお届けします)


日本野鳥の会のレインブーツ。

普段使い(雨の日の防水)だったらこれで十分だし、柔らかい素材なので、ショートブーツのようにも使えて、とても気に入っている。


水が入ってこない前提のコースだったら、パックラフトでも使えるだろう。

しかし、何があるかは分からんわけで。
例えば膝上の渡渉があったり、それこそ沈したり、なんやかんやで水が侵入しちゃうと、もう最悪。

完全防水(水が入ってこない)ということは、一旦入ってきた水は抜けない、そして水を抜いても非常に乾きにくい、ということを意味する。(当たり前ですけど)


うーむ。却下。

防水性よりも、いかに水が抜けるか、乾きが早いか、という方向で考えた方が良いだろう。


濡れる前提で水抜け重視の靴を履いて、あとは靴下を調整する。
速乾の靴下から、寒くなるにつれてネオプレンの靴下に移行、という感じかな。


例えばこんな靴はいかが?

そのあたりを踏まえた上で、候補に挙がったいくつかの靴。

まずは、モンベルさん。

その名も、
「パドリングシューズ」ということで、もちろんパックラフトにもピッタリ。

おそらく廃盤の製品なんでしょうね、
アウトレット価格で、少しお買い得になっている。

アッパー部分がメッシュ素材で水抜けが良いのはもちろん、濡れた岩場でも滑りにくいアウトソールを採用しており、安心感ある。


これはまず間違いないでしょう。


販売を終了したようです。2023年現在

後継のモデルとしては、このへんか?





次。

もうちょっと価格を抑えたいなあ〜という方、こちらはいかがでしょう。

はい。出ました。ワークマン。
「フィールドアクティブブーツ」というやつで、これものすごく安いんだけどなかなか良さそうよ。

発泡ゴム製のアッパーということで、濡れた状態でも冷えにくいはずなので、濡れる前提でのパックラフト使用に最適かと。
普段沢登りで使っているサワタビとそっくりの形状なので、使い勝手はなんとなく分かる。


ただ、ひとつだけ難点を挙げるとするならば。
デザイン的にあんまりイケテルとは言い難い!その一点のみ!笑

あくまでもわたくし個人的な意見ですが、公共の交通機関での移動の際に、あまり履いていたいデザインではないかな…という。


ワークマンさん、すみません。


そして見つけちゃいましたよ!ダナーのリバーコマー3!

そんなこんなで、試行錯誤を重ねていたところ、出会ってしまったのです。

なんと、ダナーのウォーターシューズ!

「RIVERCOMBER 3 / リバーコマー 3」

ほえ〜ダナーと言えば、革靴のイメージだけど、こんな靴もあるのね。


ウォーターシューズ・カテゴリーということで、水抜けを重視している靴なんですが、パッと見た感じ、アッパーのメッシュ感はそれほど強くない。


しかし、透かして見てみると、よく分かる。
これは良さそう!

コーデュラ・ナイロンを採用しているようで、耐久性も問題なかろう。


サイドには、ドレーンホール(排水用の穴)もキッチリ。


靴の内部、それからインソールも水抜けを考慮した仕様。


そして、アウトソール。
ビブラム社の「ビブラム®リバーコマー」は、このシューズのために開発されたらしい。
うーむ。さすがダナー。

ベターっとしたラバーで、これは確かに濡れた岩とかすごい強そうです。

しかし、白のアウトソールは汚れが目立つだろうな。
ちょっと気になるわたくし…。


履いてみる。

厚めの靴下を履くことも想定して、普段はUS10(28cm)のところ、ハーフサイズアップのUS10.5(28.5cm)を選んでみた。

アッパーは柔らかいものの、全体的に思ったよりタイト。
特に足首まわりは結構キチッとしているが、しかしこれは好印象。
砂利や小石の侵入を防ぐのにとても有効だろう。

というわけで、
ネオプレンの靴下とか、靴下付きのフルドライスーツなんかと併用する場合は、最低でもハーフサイズアップ。
幅広、甲高の方はワンサイズアップでも良さそうです。



本当はブラックが良いかな〜と思ったんだけど、私のサイズが完売だったのです。
残念。


自分は選ばないけど、ちょっと明るい色もあるみたい。


定価(元々の上代設定)が分からんのだけど、それにしてもだいぶ値段が下がっている様子。
いやあ、これはラッキーだった。
(なんと4,990円で購入!! ※2022.9/20時点)


各カラー、サイズもビシッと揃っているから、おそらく全然売れなかったんだろうね。
確かに、ダナーのウォーターシューズって言われてもあまりピンと来ないしなあ。

だけど、水抜けも良さそうだし、水場でのグリップも悪くなさそう。
パックラフトで使うには十分なスペックでしょう。
(使用感はまたレビューしますね)


そして何と言っても、デザイン的になかなかgood!じゃないですか?
これなら普段使いだってできるレベルです。



お散歩。


意外とミッドソールもしっかりしてるじゃないか。
柔らかい踏み心地で、なかなか良い。



というわけで、今回はパックラフトで使うシューズのご紹介でした。
ほんといいの見つけちゃたぜえ!
パドル系シューズの新定番になる予感!
(んなこたあない)


早くフィールドで使いたい!

10月はまた計画しますよ〜!



タイガー
タイガー

それではまた次回!!


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