こんにちは。
さてさて11月です。
山の上は紅葉のピークが過ぎ、秋の風景が段々と街にも下りてきましたね。
今年のパックラフトシーズンもいよいよ終わりかな~
なんだか寂しいな~
そんな気持ちもありつつ、
今回は大分県の大野川を下りました。
休みが2日ありましたので、キャンプ道具をバックパックに詰め込んで出発!
川の水はいよいよ冷たくて、
「沈は絶対に避けたい...」
という状況でしたが、野営をするにはとっても気持ち良い季節なんですよね。
今回もゆるーくレポートしていきます。
ゆるーくご覧くださいませ
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大野川ってどんな川?
大分県中部をまっすぐ貫く大野川。
源流は祖母山で、多くの支流と合流しながら、別府湾に注ぐ。
支流のひとつである奥岳川は、九州の数ある清流の中でも1、2を争う美しさ!
(…だと個人的に思っています)
奥岳川中流のカワセミ公園は、毎年通うほど大好きな野営地。
大野川、奥岳川が流れる豊後大野エリア一帯は、美しく希少な自然景観を対象とする「ジオパーク」認定を受けている。
奇岩・巨岩が多く見られ、地層・地形研究の宝庫と言われる。
今回下るのは、大野川と奥岳川が合流する「岩戸の景観」をスタートし、約17kmほど下流の「犬飼リバーパーク」まで。
…と予定していたが、
ちょっと時間が足りず、手前の川原を野営地とした。
コンビニから一番近い箇所ということで、目を付けていたのだが、丁度良かった。
よーし!
それではスタートしまっす!
岩戸の景観 ⇒ リバーパーク犬飼手前の川原
福岡市内から、始発の高速バス~豊肥本線に乗り換え、豊後清川駅。
約4時間の道のり。
10時。
すでに黄色い秋の太陽は、高く昇っている。
そして、約30分ほど歩いて、大野川と奥岳川が出合う箇所。
「岩戸の景観」と呼ばれる景勝地。
高さ50mの大岩壁は圧巻。
ここをスタート地点とする!
ゆっくり準備。
ウェアをしっかり着込み、11:40 スタート。
だいぶ遅くなってしまった。
スタートしてすぐに左岸に発電所があり、下は激しい瀬になっていた。
クレーンが出ており、なにかしらの作業をされていたようなので、右岸からパス。
川の上は、すっかり秋の風が吹いている。
あたたかい日差しが有難い。
そして、すぐに川辺ダムが見えてきた。
川辺川に建設が予定されている川辺川ダムとは全く別物。
右岸から巻く。
小規模なダムだが、川原に降りることができず、再乗艇できそうにない。
仕方がないので、しばらく歩くことに。
おーい。。
川からどんどん離れていく。。
今回はキャンプ道具一式を持って来ているので、荷物が重く難儀。
くぅ~キビシ~
ダムは遥か遠く。。
結局、2.5kmほど下流の向野橋の下まで、川原に近づくことができなかった。
すでに13時半。
うーむ。
名もなき滝を横目に。
そして、大野川の特徴でもある奇岩がポコポコと現れ始める。
右へ左へ、船体を動かし抜けて行く。
岩だらけ。
こうなるとどうしようもない。
このところ秋晴れが続き、水量が少なかったのか、浅瀬が非常に多かった。
船底をガリガリと擦りながら、ライニングダウン、ポーテージを繰り返して進む。
ちなみに流れは激しく、気が抜けないポイントが続く。
高低差のある瀬も多い。
水量があると、もうちょっと楽しめるのだろうか、どうだろう。
そう言えば、橋が少ない川だなあと。
小休止。
水質はまあまあ。
と言ったところか。
フルートの練習をされているおじさま。
短調の音階の反復練習が、なんだかしっとりと秋の風景に馴染んでいた。
しばし漕ぐ手を止める。
危険なやつ。
なんだこれは。
いわゆるヤナ場、というやつですね。
ゴオゴオと音がするので大丈夫だと思うが、うっかり突っ込まないように。
基本的によく流れ、瀬が多い川である。
奇岩・巨岩の水路を漕いで行く。
この風景はどこでも見れるものではない。
白いラインが通常の水量のラインだとしたら、やはり今回はだいぶ少ないようだ。
すごいっす。。
豊後大野ジオパークらしい柱状節理も見ることができる。
手取蟹戸(てどりがんど)と呼ばれる岩場を抜けていく。
急流を避けた蟹たちが岩場の上を歩くため手で捕まえることができる、ということでそう呼ばれているそうな。
ふむふむ。
このあたりはまたゆっくり再訪したいな。
すっかり日が暮れてしまった。
スタートも遅かったし、ダムを巻くのに時間がかかったし、浅瀬で思うように漕げない箇所も多かったし。
そんなにスケールが大きいというような川ではなかったが、なかなか手強くてしっかり冒険した感ある。
17:30 今日のキャンプ地に到着。
沈下橋がなかなか良い感じ。
約16km。行動時間は6時間ほど。
日が暮れるギリギリのところであった。
そしてなんとかヘッドランプを使わずに幕営。
コンビニまで徒歩10分。
晩ごはんと発泡酒を買い出し。
ウイスキーはバックパックに入っている。
就寝。
翌朝。
夜半から朝にかけてググッと気温が下がり、あたりは霧で真っ白になっていた。
幕も結露でビショビショに。
ダウンシュラフが濡れないよう、バックパックに足元を突っ込み、レインウェアをかぶせて寝ました。
グッモーニン。
なんだか汚いというか、映えないというか。
だけど、男一人の野営なんてこんなもん。
ファイントラックのツエルト2ロングをタープ風に。
今回は、パドル1本で設営してみました。
シュラフは、3シーズン用で余裕。爆睡。
でした。
次回の川下りは来春…?
というわけで、今回は大野川。
しっかり楽しませてもらいました。
支流の奥岳川もタイミングで下れたらいいなと思っています。
泳ぎたいので夏がいいかな〜。
ちなみに、船底に穴が!
裏から光を通して見てみたけど、しっかり貫通していた。
私もついにセルフベイラーデビューか。。
(補修します)
さすがに今回は、岩場でガツガツ行きすぎましたね。
オーケーオーケー!
さてさて。
次回の川下りは、来春になるかな?どうかな。
冬の川下り用にフルドライスーツが欲しいところだけど、最低でも5〜6万だからな〜
ちょっと今年はキビシイかもしれないな〜
うむむ〜
まあ、沈しない前提のゆるい川で、どこか行けそうなところがあれば、行ってみようかな。
また色々と考えてみたいと思いますよ。
ご拝読どうもありがとうございました。
それではまた次回っ!!
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