こんにちは。
2025年もシーズンin!!
先日、大分県の山国川へ行ってきましたよ。
パックラフトを担いで、1泊2日。
しっかり満喫してきました。
今回は、山国川を毎週のように攻めまくっている、中津ローカル3人衆によるアテンドもあったりして、もう鼻血が出そうなくらい感動的に楽しませてもらいました。
(※中津は、山国川流域の主要都市)
2日間にわたる山国川(中津)滞在の様子をレポートします。
ゆっくり見てってってー!

それではスタート!!
山国川ってどんな川?
山国川は、大分県と福岡県の県境付近を流れる一級河川。
英彦山を源流に、幾多の支流を集めながら東へ流れ、やがて周防灘に注ぐ。
上流域は「耶馬渓(やばけい)」と呼ばれ、奇岩・渓谷美が楽しめる景勝地として有名です。
(以上、AIによる山国川の概要説明)
はい。
今回もAI(Chat GPT)さん大変よくできました。
2日かけて山国川を下ったのですが、
初日は、耶馬渓の「旬菜館(道の駅みたいな地元密着の直売所)」をスタート。
「青の洞門」下の川原まで。

…んで、
こうやって地図に起こしてみると分かるんだけど、注意ポイント多し。
「人工的なイロイロには近寄らない」というマイルールはあるんですけど、それに加えて落差の激しい瀬(というかもはや滝)が連続することで、なかなか緊張感のあるダウンリバー。
距離はそんなに無いのに、かなり時間がかかってしまった。
私は基本的にソロなんで、無理はできません。
うん。不安なところは潔く巻く。
2日目は、鮎帰りの滝から下流。
ここは中津3人衆と一緒なので、ただただ楽しいばかり。
…でした!(後述するぜ)
旬菜館 ⇒ 青の洞門
博多駅から始発に乗り、中津駅へ。

今回の旅のベースとなる中津駅。
ここからバスに乗り換え。
山国川上流に向かって国道212号線を走ります。

10時前に旬菜館に到着。
博多から始発に乗って、午前中のうちに着いちゃうんだから近いものです。

旬菜館の裏手から川原に下りることができました。
事前にgoogleマップでチェックしていましたが、どちらにせよ川沿いの道の駅的なこういった施設からはアプローチできるだろうという経験則。

準備して出発。

漕ぎ出す。
この水に浮かぶ瞬間の気持ち良さ。何事にも代え難い。
しかし、暑いな。
蝉が鳴いている。

そして、岩がぽこぽこ出ているのも特徴。
なんだか大野川に似た雰囲気。
右に左に岩を避けて進む。

…とは言え、どうしようもない箇所も多い。
船体を押して歩いて進む。
できるだけ荷は解きたくないんだよ。

岸の岩壁。

そして、
「ギリギリいけるかどうか!どうなんだい!」という瀬がどんどん出てくる。
この日は、とても水位が低かった。
川は本当に水位・水量次第なんだな、と実感する。

第二山国川鉄橋。
この赤い橋が出てきたら注意。

橋の下はこんな感じ。
ここも水量が多かったら繋がるんだろうか。
ううむ。

鮎釣り師さんがいらっしゃった。
友釣りの方1名。ルアーの方が1名。

山国川の水の透明度は、Bランクくらいかな。
支流の流れ込みでなかなか良いところもあったし、基本的に魚影はずっと濃くて、釣り竿を持ってきても楽しめる川だろうと思いました。

そしてまた、岩々したセクションを越えていく。

夏ですなあ。
気持ちが良いです。

…と思ったら、堰。
一箇所に流れが集まって、ぐわんぐわんになっている。
これ捕まったら一生出れないやつ。
巻きました。

そして、巨大な岩たちが行く手を阻み、落差2m以上はあろうかという小滝群に。
こりゃあすごいよ、山国川。
ポーテージで巻く。

そして堰。
小規模なんで、ついつい突っ込んじゃいそうになる。
ここも巻きました。

そんなこんなで、ハアハアゼエゼエ息も絶え絶えでたどり着いた、癒しの石橋。
5連のアーチが美しい「馬渓橋」です。
岸に寄せてしばし休憩。

ふむ。
なかなか良いではないか。

…と思ったら、また激流!というか滝!
なんじゃこりゃ!笑

そして、最後の最後。
沈下橋の下の瀬。
なんとかクリアできたが、ここもやはり水量次第か。

右岸に大岩壁が見えてきたら、ゴールは目前。

おおお!
かっこええじゃないか!
巨岩・奇岩群が連なる「競秀蜂」です。
その裾には、禅海和尚が手作業で掘り進めたトンネル「青の洞門」があります。

川原がちょっとした広場みたいになっている。
ここをゴールとしました。
いやあ、お疲れ様でした。
約10km/5時間半の行程でした。

ゴールして気が付いたのですが、背もたれのジョイント部分のテープが外れてしまっていた。
そして、船首の荷物と一緒に括り付けていたカメラの三脚も紛失。
どこかのタイミングで弾き飛ばされたのだろう。
川に要らぬ人工物を置いてきてしまいました。
すみません。。
いかに山国川が激しかったかが分かります。

川岸の甘味処。
パックラフトを乾かす間にちょいと立ち寄り。

ソフトクリームを購入。
すぐ溶ける。
急いで食べる。
わたくしタイガー、もともとアイスを食べるのは早い方です。
(どうでもいい情報)

バスに乗って、中津市内へ戻ります。
大分の海と山の料理 でんでん
中津駅に戻ったら、まずは風呂。
これから人に会うので、汗を流しておかねば。

駅チカの豊陽温泉さんに立ち寄り。
昔ながらのこじんまりとした温泉で、良い湯でした。

そして、でんでんさん着。
このブログを見つけてくれて、そしてメッセージを送ってきてくれたことがきっかけで、やりとりが始まりました。
そういうわけで、いつかは山国川へ、でんでんさんへ、足を運びたいと思っていたのだ。
やっと来れた。嬉しい。

翌日一緒に川を下るN松さんとも合流し、乾杯。
まずはちょこちょこっとした小鉢的なものが、ひょいひょいっと並び、もうこれだけで嬉しい。
私は、美味しいものを少しずついっぱい食べる、というのが一番好きなのよね。(みんなそうか?)
でんでんさん、まじで全部美味しい。100点。

川の話、パックラフトの話も弾む。
例えば、地図を見ながら、
「この地形はパックラフトで漕いだら面白そうじゃない?」
とか、
「瀬がいくつあって、どこそこは水量次第で云々…」
そんな話ができる仲間は、全然まわりにいないので、それだけでもう本当に嬉しい(お酒が進む)のである。

そして、でんでんさんの本棚は椎名誠さん多め。
(もちろん野田知佑さんも)
話が合わないわけがない。
遊びに対する姿勢というか面白がり方というか、そのあたりはもう共通認識として我々にはあるので、あとはどう合流するか。そこのところだけですね。
またタイミング擦り合わせていかねば。
でんでんさんはこの春、四国へ渡り、口屋内の民宿せんばさんを訪ねている。

あっという間に夜が更けていく。。
ご自宅にまでお招きいただいた。
でんでんさんのご家族には本当にお世話になりっぱなし。
奥様の気遣い、心遣い、そしてなんとも形容しがたい安心感、というか漢気…?笑
ご家族ひっくるめて大好きになってしまった。
次回は、ラヴィット(内縁の妻)も連れていきます。

禁酒期間終わりましたので♡
鮎帰りの滝から
翌朝。

でんでんさんのご自宅から。
中津城と、山国川の河口方面の展望。
2〜3時間くらいは寝ただろうか。たぶん。

でんでんさんとN松さん、そして宝来軒の二代目若旦那も合流。
わたくしタイガー含めて4人でダウンリバー。

N松さんはセルフベイラーモデル。
普段、人の船を見る機会がないので新鮮。

…というか、
川を下る時はいつもソロなので、こうやってみんなで漕ぐこと自体が初体験。
本当に嬉しい。楽しい。。

そして、最初が一番の難所。
鮎帰りの滝の横の瀬。(というか小滝)
水位が低かったため、鮎帰りの滝にドロップするのは諦めて、こっちから下ってみようということに。

宝来軒若旦那が攻める!

さすが慣れたもんです。

でんでんさんも全く問題なさそう。
自分もなんとかクリアできました。
複数人だと多少無理ができる、というのもありますね。
楽しいぜ。

鮎帰りの滝を下から見てみる。
水量が多い時は、ここ一帯全体が滝になるようですが、今回は左側が唯一繋がっているのみ。しかもかなり岩が出ている。
また次の機会にチャレンジしますかね。
(どちらにしてもここを突っ込むのはかなり勇気が要るが)

先へ。
いつもの休憩ポイント、というのもだいたい決まっているようです。

いやあ最高やね。
朝7時半。
夏。
日本の夏。

そして、ここで若旦那の見せ場!



ナイスインでーす!笑

さて。
ぼちぼちいきましょうか。

3人は中学、高校からの同級生。
歳を重ねてもこんな風にして一緒に遊べるって、本当に貴重なことだよな。
私もこうやって混ぜてもらって、ありがとうございます。ほんとに。

そして、こちらの瀬。
水位が高い時は、この真ん中の岩が隠れる時もあるみたい。
今回はやはりかなり水位低め。水量少なめ。
みんなで何度かトライしましたが問題なくクリア。

そして、ふざけ始めるふたり。
ただの仲良し。笑

良い子の皆さんは真似しないように♪

うん。全く問題なさそう。
楽しそう。笑

そんなこんなで、楽しい時間はあっという間。
中津の市街地に入る手前で上陸。
撤収。
山国川の一番美味しいところがギュッと詰まった良いコースでした。
コースの概要は、あえてここには記しません。
山国川をこれから下ろうという方は、中津駅前のでんでんさんを訪ねてみてください。
きっと一番最新の、リアルタイムの、山国川を教えてくれるはずですので。
中津大好き!また行きます!
中津市内に戻り、でんでんさんとこでシャワーをお借りし、(本当すみません)
それからお昼ごはんを食べようということで、宝来軒へ。
先程まで一緒だった、2代目若旦那の顔を見に行くぜ。

中津市に2店舗と、お隣り福岡県の吉富支店。
中津に来たら宝来軒にお立ち寄りください。

私は特製ラーメンにしました。
博多系のラーメンと違って、麺は柔らかめ。
スープもとんこつ+醤油っぽい感じで、ちょっと甘くて美味しい。
あっという間にペロリ頂きました。
大盛りにしておけば良かった。(替え玉はないですからね)
別れの時間が近づいている。
でんでんさんと奥さまと、3人でラーメンを食べ、それから地元のコーヒー屋さんに立ち寄り、のんびりと過ごす午後。
これから夜の営業に備えての仕込みや準備もあるだろう。
そう長居はしていられない。
もうなんだか、一緒に過ごしているうちから別れが寂しくなってきてしまっていた。
この歳になって、こんな素敵な友達ができるなんて思ってもいなかったよ。ほんとに。

山国川のテクニカルな面白さもさることながら、なんといっても中津の人の良さに触れた2日間。
それもこれも全てでんでんさんのおかげです。
どれだけお礼を言っても足りないくらい。
本当にありがとうございました。
N松さんも、宝来軒の若旦那H辺さんもサイコーでした。
ありがとうございました。
また、会いましょうね。
近いうちに。
それまで、引き続きどうかお元気で。
というわけで、旅は続く。。

ありがとうございました!!
また次回!!
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