【ギアログ】パックラフト+キャンプ(夏)の装備まとめ。そして軽量化の実践と考察。

船と道具

こんにちは。

今年の5月にパックラフトを購入し、いろいろと旅をしてきた中で、道具の「要るor要らない」がだいぶ明確になってきました。


▽以前のギアログ▽



キャンプ道具一式をザックに詰め込み、さらにパックラフト一式(パックラフト本体、パドル、ライフジャケット、他諸々)となると、背負う荷物はなかなかの重量になります。

ですので、装備の選別と見直し、道具の取捨選択がとても重要。



何度かの遠征を重ねる中で、
「川旅の装備(夏)はこれくらいでいいな」
というのが、だいたい分かってきたので、共有しておきます。

つまり、パックラフト + キャンプ 装備の決定版です。
とても個人的なやつですが、なにかしら参考になればこれ幸い。


タイガー
タイガー

それではどうぞ~

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ウェア類

◼︎Tシャツ
パタゴニア キャプリーンクールデイリー

◼︎短パン
パタゴニア バギーズショーツ

◼︎帽子
シエル ゴーキャップ アスレチックス

◼︎サンダル
ゼロシューズ Zトレイル

◼︎サングラス
グダー CG / Nine Dollar Pour Over

◼︎時計
カシオ プロトレック スマート

◼︎︎レインウェア
ブラックダイヤモンド ストームラインストレッチレインシェル

◼︎インサレーション
アークテリクス プロトンLTジャケット
(なぜ夏に防寒着を?後述します)



ウェア類は、毎度変わらない感じです。
特筆すべきところは何もない。
夏は本当に楽で良い。

速乾性の高いTシャツを何枚か持って行き、短パンはアンダーウェアを履かずに水陸両用のバギーズショーツ1枚。


夏の川下りでは「あ~暑いな~」ってなってきたら、すぐに飛びこむ(泳ぐ)ことで、汗を流すことができますからね。


気持ち良いポイントがあればちょいちょい休憩し、暑いと思ったらTシャツを脱いで泳いでしまう、というのが絶対に正しい。
夏の川下りの醍醐味。



そして夏の川下りでは、足元はサンダルでOKですね。
かかとがしっかり固定されているやつを選びましょう。

愛用しているゼロシューズのZトレック。
水中でのグリップも悪くない。

ただ、こういった薄いサンダルで重い荷物を背負って長時間歩いていると、当たり前ですけど足は疲れます。


ギア類

◼︎食器類
スノーピーク アルミパーソナルクッカー(大セットのみ)
スノーピーク チタンマグ600
スノーピーク 箸、スプーン&フォークのセット
オピネル ステンレス#8
MSR ソルト&ペッパーシェイカー
ナルゲン 広口60ml ×2(醤油と油)

◼︎浄水器
ソーヤーミニ

◼︎保冷/保温バッグ
ビッグスカイ インシュライトポーチ

◼︎バーナー
SOTO マイクロレギュレーターストーブ
オプティマス クリップオンウインドシールド
ガス缶、スタビライザー、バーナーパット(排水溝の網)

◼︎ヘッドランプ
マイルストーン MS-G2

◼︎マット
サーマレスト Zライトソル

◼︎幕
MSR エリクサー2

◼︎防水バッグ関連
シートゥサミット ビッグリバードライサック
ハクバ ドライクッションポーチL
ドライバッグ × 数枚

◼︎その他
スキットル(ウイスキー入)
財布(トレイルバンクS)
モバイルバッテリー(20,000mAh)
スリング(60cm×1、120cm×2)
カラビナ ×3
ファーストエイドキット



ここが、何を持って行くか、何を持って行かないか、というところで悩むポイント。
これでもだいぶ削りました。(後述します)


私が、夏のキャンプ・野営で気をつけるところは1点のみ。
それは、虫対策。

多少の虫たち(蚊やアブ、ブヨ、アリ等々)が寄ってくるのも、夏の時期はまあ仕方がない、それは分かっていますが、就寝時は無理です。私の場合は。

なので、しっかりめのテントが必要になります。
夏以外は、ツエルトでもタープ泊でも、なんでも良いんですけどね。

MSRのエリクサー2をインナーのみで使用。
メッシュパネルを多用しているので、風が抜けて気持ちが良いのです。
雨が降り出した時のことを考えて、フライシートも持参します。

良いテントなんですが、収納サイズがでかい。そして若干重い。
もうちょっと考えないとなあ。とは常々思っています。



例えば、同じMSRでも、もっとミニマルなモデル。

生地は薄く、ポール構造も最低限で半自立式。
インナーもフロア以外はオールメッシュ。

川原で寝るだけだったら、これで充分なスペックなんだよな。
これだと1,000g以下。
しかし、お値段がちょいと高い。。



さらに言うと、

ウルトラライトに振り切るのであれば、このあたり。
ツエルトと組み合わせて使用しても、500~600gくらいでまとまる。

これは検討しても良いかもしれん。



バーナー、クッカー類も紹介しておきましょうか。

これが、私の湯沸かしセットです。
持って行くマグは600になったり300になったりするし、600の中に300をスタッキングして両方持って行くこともある。

もうちょっと軽くコンパクトにするならば、アルコールストーブも良いなーと思うんだけど、湯沸かしだけではなくて、炊飯や調理もする場合、火力の調節ができるバーナーの方が便利。

オプティマスの風防にバーナーパット代わりの排水溝の網がシンデレラフィット。
(どこで買ったのかは忘れました)


これらをひとまとめにして、スタッフバッグに入れる。


次、クッカーその他。

スノーピークのパーソナルアルミクッカーセットの大セットに、箸、スプーン、フォーク、オピネルのナイフ。
ナルゲンに入れた醤油と油、MSRのソルト&ペッパーには、ほりにしとfuyuCAMPさんとこのハーブソルト。
そして浄水器はソーヤーミニ。


これらも全部まとめて袋に。
炊飯をする時は、ジップ袋にお米と水を入れて、この中に入れておく。
ランタンを入れておくこともある。


カメラ類

◼︎カメラ
富士フイルム X-A1 標準ズームキット

◼︎替えのレンズ
TTArtisan 35mm f/1.4 C

◼︎その他
替えのバッテリー × 2
三脚



撮影機材です。
富士フイルムのミラーレスカメラの中でも買い求めやすいエントリーモデル。
…の中でも、一番古い型落ちも型落ちのおじいちゃんモデル「X-A1」が、私の愛用カメラ。

そして、MFの単焦点レンズも持参する。
川の上で使用することはほとんどないが、ここぞという時のために。
いわゆる格安の中華レンズですが、なかなか良い画が撮れるんですよ。
MFで遊べるのも良い。



これらを、ハクバのドライクッションポーチに突っ込んで、いつでも手に届くところにセッティングしておく。


雨の中を下った際も、沈してしばらく流された際も、浸水はせずカメラはドライなまま。
だいぶ信頼している道具の一つ。

サイズがいろいろとありますが、ミラーレス本体を入れて、さらにちょっとだけ余裕があるLサイズがオススメ。
これは本当に買って良かった。



最近のスマホ(防水&ビシッと撮れるやつ)を持っていれば、このあたりも全て必要なくなるかもしれんが、私のスマホはiPhone7。
ちょっとどうしても頼りないのである。


パックラフト一式

◼︎パックラフト
グリフォンラフト ストレウス

◼︎パドル
アンフィビオ ウェーブ

◼︎PFD(ライフジャケット)
リーフツアラー アマゾンで購入した格安のやつ

◼︎ヘルメット
グリベル サラマンダー

◼︎その他
ポンプサック(袋)
荷物固定用ロープ
ダクトテープ



パックラフト本体と、4Pのパドルは、元気商會さん。
合わせて10万円弱の出費になるけど、遊びのフィールドが一気に拡張するので、迷っている方は早く買った方が良いよ。
…と思う反面、どどどっと人が押し寄せて、身動きが取りづらくなる、というか、いろんなルールができちゃうのは嫌だな、という思いもあります。



そして、ライフジャケットは、アマゾンで購入した格安のやつ。
…なんですが、先日の川辺川で沈した際もしっかり機能してくれましたよ。
激流を攻めるのでなければ、これで充分なんだよな。(…ダサいけど)


浮力5.5kg。
私の体重は62~64kgくらいです。



そして、私の川旅で欠かせないのが、この荷物固定システム。


ナイロンロープとカラビナで自作したやつなんですが、これがとっても便利。
作り方はこちらの記事でまとめてます。
是非チャレンジしてみてください。


削った道具たち

そしてここからが本題、というかなんというか。

何度か川原で寝泊まりしているうちに、
「これは必要ないな」
ということで、削った(持って行かなかった)道具のリストです。


■寝袋
ひとつめは寝袋。
私は、3シーズン用の寝袋(ダウン量400g)しか持っていないのですが、標高もそんなに上がらない夏の川旅では、これは明らかにオーバースペック。
持って行ったもののほとんど使用しない、ということが続いたためカット。
代わりに、化繊綿の保温ジャケットを1枚持って行った。夜もし寒かったら着れば良い。

本当は夏用の薄いダウンシュラフが欲しいナア…。

イスカのこのあたりは、ちょっとしたボトルくらいの大きさまで圧縮できるし、冬場はブースト用に3シーズンのインナーとして使ったりね。
年中使える。優秀。



■ヘッドランプ、ランタン類
そして、夜のライト関係も削りました。
登山の際、ヘッドランプはメインと予備のふたつを持ち歩くのですが、川ではひとつで充分。
さらに言うと、夜もそんなに明るくなくて良いのでランタンも要らない。

マイルストーンのMS-G2ひとつに絞りました。
電球色で照らすこともできるのでランタン代わりにもなる。
USBで充電もできるので、予備の電池も無し。

パキッとクリアな白色
優しく温かい電球色




■焚き火関係
焚き火は大好きだけど、夏の暑い時期に限ってはこれも必須ではない。
焚き火台、ナイフ、着火剤あたりを全てカット。

これからの季節はやりますよ。
直火か、それとも焚き火台か、という議論については、私はどちらでも良いと思っている。

軽くて便利な焚き火台もたくさん出ていますしね。
軽量な焚き火台と言えば、このあたり。


私が使用しているのは、ベルモントのTABI。
軽量な焚き火台としては、今のところはこれが完成系かなと思っている。
火床が長方形なので、薪をくべやすい。



とまあ、だいたいこんな感じですかね。


今回は、夏のパックラフト+キャンプの装備のご紹介でした。

何を重視するかによって持っていくものは変わると思うんですけど、私の今の川旅のスタイルとしては一旦こんな感じかな。
気に入った道具を長く使い続けるタイプなので、来年の夏も代わり映えしなそうな予感。。


来月(9月)は四国へ遠征予定。
ラヴィットも一緒なので、あんまりストイックな感じじゃなく、ゆるーく遊ぶ予定。
装備もちょっと秋っぽくなるかな?


楽しみ楽しみ。


タイガー
タイガー

それではまた次回!!


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