【宮崎・小川〜北川】パックラフトで奇跡の清流を下る!曇天の1泊2日。

旅の記録

こんにちは。

先日、宮崎県の「小川」「北川」を1泊2日で下ってきました。

パックラフト、カヌー、カヤック等を所有している九州在住の方にとって、避けては通れないであろう、とっても有名な川。
インターネット上でも、とても情報が多い。

梅雨末期の不安定な天候の中ではあるが、月に一度の大事な連休なので、まあ行くしかないのである。
私にとっては、初の南九州、宮崎方面への遠征ということもあり、ずっと楽しみにしていました!!


というわけで。
今回は宮崎・小川〜北川の模様をビシッとお届けします。
(ちょいとアクシデントあり…)


タイガー
タイガー

それではどうぞ〜


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小川ってどんな川?

「とっても有名な川」と先述しましたが、それは何故かと言うと、その圧倒的な水質の良さ、生態系の多様さ、つまり総合的な自然の美しさから、通称「奇跡の清流」なんて呼ばれているのだ。

そりゃあ、みんな行くしかないのです。

国道10号線、日豊本線沿いを流れているので、比較的アクセスも容易。

1日目は、市棚駅からスタート。
途中で北川本流と合流し、道の駅 北川はゆま付近の川原で1泊。
だいたい10km弱の行程。

ちなみに、小川は五ヶ瀬川水系最大の支流「北川」の支流。
つまり、五ヶ瀬川の支流が北川で、北川の支流が小川…
まあヨクワカランがそういうことらしい。


2日目は、延岡市内へ向かって下る。
延岡駅から、福岡方面への高速バス「ごかせ号」が出ているので、私は嬉しいよ。

っていうかさ、延岡って川遊びには最高の立地なのね。
北川だけでなく、祝子川、五ヶ瀬川が、延岡市内を横切り日向灘(太平洋)に流れ込んでいる。

祝子川って言ったら、九州の山ヤさん沢ヤさんが憧れる、あの大崩山。
そして、五ヶ瀬川の源流は、最南端のスキー場「五ヶ瀬ハイランドスキー場」でも有名な向坂山。

とっても馴染み深いんです。


市棚駅 ⇒ 道の駅 北川はゆま近くの川原

1日目の朝。
日豊本線の始発で市棚駅へ。

佐伯市内で前泊しました。


7:03 市棚駅。

時刻表はこのような感じ。
早朝に上り下り1本ずつと、夜に大分方面へ1本のみ。


市棚駅のすぐ横に流れているのが、小川。
雨の中、準備をする。

Tシャツ1枚でも寒さは感じないが、一応レインジャケットを着用。



準備完了。
いざ出艇じゃ!


水質の良さに驚く。

連日の雨で、多少の濁りも入っているはずだし、そもそも日が射すことで水は輝き出すのである。
曇天でこの透明度って?!

感動。


伝わるかなあ。これ。

水質の良さと人間の幸福度はビシッと比例関係にある。
こんな川を下っていると、それだけで本当に幸せハッピー。

(魚たちも幸せそうであった)


朝靄にぼおっと浮かび上がる沈下橋。

そして、浮かび上がるおばあ。
小雨の中、傘もささずに川を眺めている。

最初気が付かず、まじでビックリした。笑


歩き出すおばあ。

船を岸に着け、しばらく世間話。

最近はずいぶん川が綺麗になった、ということだった。
しばらく見なかったナントカという虫や、ナントカという魚がここ数年は見ることができるようになったという。

「ほれその虫さ」
そう言って、おばあは水面に向かって指を指すが、私には判別できない。
おばあと私では、見えている世界が全く違うのだろう。


それにしても、川が汚くなったという話は珍しくないが、逆に綺麗になったとは驚き。
もしかしたら、過疎化が関係しているのかもしれないな、そう私は思ったが、口にはしなかった。


しばらく漕いでいると、雨が上がる。
すぐにジャケットを脱ぐ。

そして、水の美しさについ見惚れてしまう。

そして、飛び込む。


泳ぐ前提だったので、パタゴニアのバギーズショーツ。
アウトドアズ・マン&ウーマンのための健全で万能な水陸両用ショーツ。

しばし泳ぎ、汗を流す。



そして、ここでアクシデント発生

なんと、撮った写真を誤って削除してしまうという大失態。

深瀬橋から、北川駅手前の堰越え、北川本流との出合い、雨が本降りになったため橋の下で食べたカップラーメン、道の駅への買出し、等々…だいたい10枚くらい。

本当に泣いた。

スマホへのワイヤレス送信のボタンと、写真削除のボタン、よく間違えちゃうんだよな…


まあやってしまったことは仕方がない。
写真はないけど、紹介しておきます。

北川駅の手前のあたりに堰があるので要注意。
流れ込みが結構激しく、危うく引き込まれるところだった。
左岸から上がれば、しばらく歩いたところから再乗艇できるポイントあり。

道の駅へは、橋の手前の右岸に上陸できるポイントあり。階段も。

ご参考まで。


というわけで、一気に飛んで今日のキャンプ地です。。
道の駅 北川はゆま付近の川原。
キャンプ適地はたくさんあるが、少し下るとなかなか良い感じ。

15:30 設営完了。


道の駅での買出しは済んでいる。
(写真はない!)

私は、ご当地のお酒が本当に好きである。
瓶詰めの地ビールもあったが、飲んだ後の持ち帰りに嵩張るので今回はやめた。


ビッグスカイの保冷/保温ポーチは、もう欠かせないっす。


そして、今回持ってきたのがこれ。
いつも仲良くさせてもらっているキャンプYouTuber「FUYU CAMP」さんのハーブソルト。

熊本県産のニンニク・トマト・バジルを使用。

肉・魚・野菜なんでも合うよ〜とのことだったので、椎茸にかけてみた。
これはめちゃ美味いやつ!

濃いめの塩とほんのり香るハーブが、これは完璧にビールに合う〜。

そもそも椎茸そのものが大きくて肉厚ジューシーで美味い、ということもあるが、それにしてもこれは箸が止まらんナア。

熊本×宮崎のコラボ最高やん。

前のめりになる美味さでした。

オンラインでも買えるらしいです。


ちなみに、こんな感じの川原です。


目の前は川。
透明度は言わずもがな。


雲が北に流れ、ほんのちょこっとだけ青空が。

この後も、おにぎりを醤油で焼いたり練り物をつまんだり、ちびちびとやりつつ、たまに泳ぎつつ。
だいたいそんな感じで、あっという間に日が暮れた。


道の駅 北川はゆま ⇒ 延岡駅

2日目。朝。
雨である。

パックラフトをひっくり返し、荷物を避難。
予報では、雨は午後からということだったんだが、やはりこの時期の天気は変わりやすい。。


撤収。


7:00 文字通り逃げるようにして船に乗り込む。


このあたりもなかなか気持ちが良かった。
川幅が広がり、中流域らしい風景だが、しかし川底まで綺麗に見える程度の透明度は保っている。
晴れていたら、なおのこと良かっただろう。


途中で雨は上がったが、もう全身びしょ濡れなので、早めに切り上げることに。
またいつ降り出すかも分からんので。

北延岡駅から橋を渡ったところ。
左岸に船着き場のようなところがあったので利用させてもらいました。


ドライバッグたちは本当に優秀で助かった。
ザックを丸ごと突っ込んでいる青いやつは、シートゥサミットのビッグリバードライサック65L。
そして、カメラ類を入れているハクバのドライクッションポーチのLサイズ。

2日間、びしょびしょになりながら川を下ったが、内側が濡れることはなかった。


さらば。北川、小川。
本当に良い川だった。また遊ぼうね!


差木野バス停から延岡駅へ。


延岡駅から、ごかせ号に乗って福岡へ。
午前と午後と、何本か出ているので有難い。


奇跡の清流は雨でも奇跡?!

というわけで、今回は初めての小川、北川でした。

天候が不安定な中を無理やり下ったわけだけど、大満喫、大満足で帰ってきました。

日が射さなくても、水質の良さはハッキリと見て取れたし、奇跡の清流と呼ばれ、みんなに愛されるのもよくよく理解できました。
私も大好きな川になりました。

奇跡の清流は、晴れでも雨でも奇跡的に美しいということです。

必ず再訪します。


さてさて。
いよいよ夏本番。
計画立てますよ〜。


タイガー
タイガー

それではまた次回!!


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